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2016年07月22日

小布施町巡り

2016年7月22日(金)


今朝はいつも通り早起きしてランニング。ちゃんとランニングのウェアも持ってきた。靴ははなからランニングシューズだし。

町の東,葡萄畑の方に向けて走る。
そうすると岩松院というお寺さんに行き当たった。ここは福島正則の霊廟であり、かつ,北斎の天井絵があるらしい。

小布施町巡り


拝観は後でするとして,ここから引き返す。

小布施町巡り

小布施町巡り

宿に帰りシャワーを浴びて朝食は


小布施町巡り

スープにキッシュに,サラダ。

食後町巡り。

先ずは北斎館。
晩年の北斎はこの小布施を気に入って何度も訪れ,それぞれ長期滞在したのだそうだ。
小布施が気に入った,そのココロが僭越ながら分かる気がする。
人工と自然のバランス,経済の豊かさとココロの豊かさのバランス,それらがちょうど良い。
町中にコンビニとパチンコ屋がない。
我先に,と言う感じの看板がない。
町の景観の維持に住民が主体的に関与している。
One for all. All for oneの精神が活きている。
都会は当然として,いまや地方都市にもこういうとこ,殆どないよ。

それと,町のあちこちに

通り抜けできます

という表示がある。

普段「通り抜けできません」という受け入れ拒否の表示はよく見るけど,ここはウェルカムなんだよ〜

街づくりのテーマは栗と花と北斎なんだそうだ。北斎はちゃっかり利用されているけれども,多分この利用のされ方なら,どうぞどうぞと言ってると思う。

北斎館はいま広重と北斎のテーマ展示で両者の東海道五十三次を展示してある。

次は所蔵の北斎漫画が展示されてる時に見に来たいと思う。


小布施町巡り

北斎館の近くのジャム屋さんで美味しいネクタリンのジャムを買ったらネクタリンひとつ下さった。
食べながら歩くと甘くて手がネトネト。


小布施町巡り

街並みの景観のコントロールという点では新聞屋さんも信金も街並みに合う店構え。


小布施町巡り

花,という点では個人のガーデンが彼方此方で公開されてる。
これはお菓子屋さんの中庭。
あと,特筆すべきは町中に水が流れてること。松川という川から水を引いて,それが町じゅうに張り巡らせてある。だから町を歩いていると水の音がきこえるのだ、それがなんもとも涼しく安心な感じ。
お庭にもその水が活かしてある。

このお菓子屋さんの私的美術館,栗の木美術館というのに何の気無しに入ったら展示が素晴らしい。
木喰上人の文殊菩薩が何とも清々しい。
そして小林さんといういう人のひまわりの絵が素敵。

その後宿をチェックアウトして宿の隣のコーヒー屋でアイスコーヒー。

小布施町巡り

黄身恋しというお菓子がついてくる。

店内に低く流れるジャズ,鳥の声,時々聞こえる車のエンジン音。

それ以外の音がない。


さてこれから「えんとつ」のモンブランを食べに行きます。

なんかすごいらしい。


こういう風に過ごしてるので今日はもう,多分,上田には行かない。
真田ブームがおさまってから,また来ます。






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Posted by ボブ・マリ at 11:47│Comments(0)
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